宅配クリーニング　安い

• 「宅配クリーニングの数が多すぎてどこが安いのか分からない…」
• 「宅配クリーニングって本当に安いんだろうか？店舗の方が安いってことないの？」

宅配クリーニングは注文から衣類の受け渡しまで自宅で完結できるためニーズが高まっています。その分、宅配クリーニングの数も多く、料金やサービスにも違いがあります。できるだけ安いところに依頼したいですよね。

そこで、本記事では「宅配クリーニング9社の料金」を調査してまとめました。実店舗に出すよりもお得なケースも分かるのでぜひとも参考にしてください。

他にも、このようなことが本記事で分かります。

• 宅配クリーニングが安い理由
• 宅配クリーニングを安く利用するための選び方
• 宅配クリーニングの割引やキャンペーン情報

これで宅配クリーニングを使うときの不安もなくなりますよ。

宅配クリーニングが安いのはどこ？5点パック10点パックで比較

ここでは、アイテムを5点や10点とまとめた通常のパック料金（税込）を比較します。5点や10点パックがない業者は近い点数を記載しています。

※1　ホワイト急便は保管無しの料金。保管付きの場合、5点で8,980円、10点で12,980円。送料無料。

※2　リナビスは12か月保管無料。シミ抜きあり。送料無料。

※3　美服パックは保管なしの料金。保管ありの場合、7点パック8,780円、10点パック10,980円。往復送料、こだわり仕上げなどの無料あり。

※4　せんたく便は保管なしの料金。保管ありの場合、5点パック9,878円、10点13,178円。配送料、シミ抜きなど無料あり。

※5　カジタクは保管なしの料金。保管ありの場合、6点パック10,340円、10点パック13,750円。往復送料無料。

※6　フランス屋は保管なしの料金。保管ありの場合、5点パック8,280円、10点パック11,280円。往復送料、職人シミ抜きなど無料あり。

安い宅配クリーニングはここ！

本記事で調べた宅配クリーニングの中で一番安かったのは、カジタクでした。カジタクはイオングループが運営している宅配クリーニングで、WAON POINTを使えたり貯めたりできる特徴があります。

また、ワイシャツは3枚で1カウントなどうれしいサービスを行っています。ただし、シミ抜きサービスは行っていないので気をつけてください。他の業者ではシミ抜き無料という場合が多いです。

カジタクにはシミ抜きはありませんが、保管なしの場合、回収日から最短2日で返却されます。大量のワイシャツを急いでクリーニングしたい方は検討してみてはいかがでしょうか。

少量の1点でも安い宅配クリーニングでおすすめはある？｜ワイシャツ・スーツ上下・コート・布団でチェック

次に、衣類の種類ごと、1枚あたりの料金（税込）を比較しましょう。宅配クリーニングはパック料金で行っているところが多く、1点から扱っている業者は少ないです。

※7　リネットの布団は1枚パックの料金。2枚パック12,980円、3枚パック14,080円と点数が増えるごとに割引されます。

※8　リクアの布団は掛け布団1枚料金。送料は2,200円（税込）ですが、条件により無料になります。

おすすめは？

アイテム1点ごとに料金が決まっている宅配クリーニングを3社調査しましたが、どこかが極端に安いということはありませんでした。会員限定のサービスをしたり、料金に応じて送料無料にしたりする点も共通しています。

そのため、「この宅配クリーニングがおすすめです」と一つに絞るのは難しいです。リネットは「はじめての方は送料無料」、ネクシーは「プリモ会員ならいつでも10％オフ」、リクアには「ポイントプレゼント」などの特徴があります。

各宅配クリーニングの気になるサービスを見つけて、好みの宅配クリーニングを選ぶようにしてください。

宅配クリーニングが安い理由｜本当に店舗よりも安いの？

衣類によっては宅配クリーニングの方が驚くほど安いです。安ければ品質が悪いのではと不安になりますが、安くできる理由があります。ここで解説することを知れば納得して宅配クリーニングを利用できます。

【実例】ホワイト急便のネット宅配と店舗を比較

まず、ホワイト急便の宅配クリーニングと店舗クリーニングの料金を比べて、どちらが安いのかを確認してみましょう。ちなみに、ホワイト急便は地域により料金に差があるので、店舗は3都市（東京・大阪・福岡）を調べました。

結論からいうとワイシャツやブラウスのように低単価の衣類をクリーニングに出す場合は店舗の方が安いです。逆に、ダウンジャケットや礼服など単価高い衣類をまとめてクリーニングに出すときは、宅配クリーニングがお得です。

ホワイト急便の宅配クリーニングはパック料金です。衣類1点あたりにするとこのようになります。

つまり、店舗で1点あたりの単価が849円（税込）の衣類が10点以上あれば、宅配クリーニングの方が安くなるのです。または、店舗で1点当たり1,396円（税込）が5点の場合。

例えば、店舗で高単価の衣類はこのようなものがあります。価格はすべて会員価格です。

特に単価高いダウンジャケットやコートを家族まとめてクリーニングに出すときは、宅配クリーニングを使った方が圧倒的に安くなることが分かります。

例えば、東京でダウンジャケット10点を店舗に持っていけば、22,000円かかります。しかし、宅配クリーニングを利用すれば8,490円と半額以下で済むのです。保管ありにしても12,980円（税込）なので、1万円近く安いです。

店舗運営コストを抑えている

宅配クリーニングが安くなる理由の一つは、店舗運営コストがかからないことです。日本各地に店舗を構えれば、土地代や建物の維持費がかかります。また、店舗には受付をしたりお客様の衣類を管理したりするスタッフが必要なので人件費もかかります。

対して、宅配クリーニングでは店舗を構える必要がありません。全国から依頼を受けた衣類は指定の場所へまとめて集めて、クリーニングしたり管理したりできます。店舗を日本全国に展開するよりも効率的です。

また、受付はインターネットで済ませられるので、人件費を抑えられます。インターネットなので24時間365日いつでも注文を受け付けられるのも利点です。

このように、店舗の運営経費や人件費を抑制できる効果もあって、料金を店舗よりも安くできます。

自社工場で外部委託料をかけない

宅配クリーニング業者は自社工場で業務をすべて行っています。大型の洗濯槽や乾燥機、プレス機などを自社で購入しているため作業も効率的です。地価の安い場所に工場を建てればさらに経費を抑えられます。

対して、店舗型のクリーニングではすべての工程を自社で行えず、他社へ作業の一部を依頼することもあります。外部委託すれば料金もかかるため、料金も高くなってしまいます。

宅配クリーニングの方が、工場の維持費やクリーニング業務にかかる経費をより少なくできる体制が整っているのです。

宅配クリーニングの選び方｜安いだけじゃない！お得に利用できる方法も

宅配クリーニングを選ぶときは料金だけでなく、サービスやキャンペーンなどを比較することが大切です。何をポイントにすればお得になるのかをここで紹介します。

服の種類や量

宅配クリーニングを利用する前は、服の種類や数を確認してください。宅配クリーニングの料金体系には「パック料金」や「衣類ごとに定価が決まっている」ケースがあるからです。

服の数が多い、コートやジャケットなどクリーニングの単価が高い服があるときはパック料金の宅配クリーニングに出した方がお得です。数が少ないときは衣類ごとに定価が決まっている業者がおすすめです。

注文から受け取りまでのスムーズさ

宅配クリーニングはインターネットで注文しますが、このあとの対応は業者により違いがあります。ライフスタイルによっては衣類を出したり受け取ったりするのが面倒だということも。

受け取りまでスムーズにするために次のことをチェックしましょう。

◎集荷キットがあるか

集荷キットを送ってくれるところであれば自分でダンボールを用意する必要がありません。

◎コンビニ発送ができるか

基本的に自宅集荷に来てくれますが、時間が合わないことも。コンビニで発送できれば自分の好きなタイミングで発送可能です。

◎宅配ボックス受け取りできるか

受け取りのタイミングに合わせて自宅にいる必要がないので便利です。

ここで説明したポイントは宅配クリーニングによってあるものとないものがあります。「仕事で忙しく家にいる時間が少ない」「夜勤が多く昼間は寝ている」などの事情があるときは大切な要素だといえるでしょう。

保管サービスや期間

宅配クリーニングでは冬物衣類などを預かってくれるサービスを行っています。保管サービスがあるときの料金や期間を確認して選ぶようにしましょう。

本記事の料金比較で紹介した業者でも、保管期間は6ヶ月から12か月で違いがあります。

初回割引やキャンペーンの有無

宅配クリーニングでは初回割引やライン登録キャンペーンなどを行っており、上手に利用すればお得になります。

条件や期間はありますが、このようなキャンペーンがあります。公式サイトを定期的にチェックしてキャンペーン情報を入手してください。

また、お気に入りの宅配クリーニングを見つけたら会員になるのもおすすめです。会員料金がかかることがありますが、送料やオプションが無料になったり、割引になります。

仕上がり品質のよさや評判

基本的には無料で再仕上げをしてくれることもあり、宅配クリーニングの満足度は高い人が多いです。とはいえ、クリーニングの品質が気になる場合、口コミサイトや公式サイトのお客様の声でチェックしましょう。

また、「高品質」とアピールしている宅配クリーニングは、公式サイトでどのようにして仕上げているかを具体的に説明していることが多いです。ここもチェックポイントです。

宅配クリーニングを利用するときの注意点｜安いと思って決める前にここだけは確認しよう！

宅配クリーニングを利用してトラブルが起こってしまうのは避けたいものです。最後に、宅配クリーニングを利用するときに気をつけることを解説します。

送料や追加料金が発生することも

衣類の往復送料は無料という宅配クリーニングは多いですが、条件付きで無料という場合もあります。安いと思って依頼したら送料がかかって結局高くつくケースもあるので注意しましょう。

また、パック料金の場合、間違って点数を多く入れてしまうと追加料金がかかります。衣類の数え方は公式サイトに説明があるので、よく確認してしてから入れるようにしてください。

予定外の料金を発生させないようにするためには、料金体系や送料が分かりやすく説明されている宅配クリーニングを選ぶのが良いです。

高級な衣類は一度試してから

着物やドレスなど高級な衣類も宅配クリーニングで利用可能です。しかし、絶対に仕上がりに失敗して欲しくないハイブランドの衣類をクリーニングに出すときは、初めての業者は避けるのが無難です。

初めての業者はやはり仕上がりに不安があるからです。一度試してみて、仕上がり具合や対応を確認してからにしましょう。

トラブルがあったときの対応や保障制度

万一、宅配クリーニングでトラブルがあったとき、どのような対応や保障制度があるのかを事前にチェックすることも大切です。クリーニング業界で定めた保証基準の他に、クリーニング会社独自の保証基準を示している場合があります。公式サイトや規約で確認可能です。

保証には期限があります。クリーニングが終わった衣類はすぐに中身を確認するようにしましょう。再仕上げで済むような場合でも、クリーニングのタグを取ったり、一度着た後では対処してくれない可能性があるので注意が必要です。

宅配クリーニングは安いからありがたい！忙しい人もネット注文で手間いらず

宅配クリーニングはダウンコートや礼服などまとめて出すときはとても安くなるためありがたいサービスです。忙しいときでも、ネットでいつでも注文できるうえに、希望の時間に衣類を取りに来てくれます。大量の衣類を店舗に持っていく手間も省けます。

また、初回割引やキャンペーンを利用することで料金をさらに安くすることも可能です。数多くある宅配クリーニングの中で、すぐに利用できるキャンペーンを実施している宅配クリーニングを探すのもいいでしょう。

宅配クリーニングは「相手の顔が見えない」「細かい希望が伝えられない」といった不安もありますが、丁寧に検品をしたり、衣類の状態に合わせて洗ってくれる宅配クリーニングがほとんどです。だから、安心して利用できますよ。