【全46商品】現在発売中のコレステロールを下げるサプリ大調査!人気サプリの効果・口コミを徹底比較!
「手軽にコレステロールを下げる対策をしたい」 「健康診断で先生に褒められる数値になりたい」
そんな方のために今回、手軽にコレステロール対策ができる「コレステロールを下げるサプリ」を徹底調査しました。
コレステロールを下げるサプリは大きく3つのタイプに分けられ、それぞれおすすめな人が変わってきます
3つのタイプも踏まえて、2022年1月11日現在発売されている全120商品の中から、あなたにピッタリのサプリを見つけるための選び方を3つに分けて紹介します。
普通のサプリメントは、コレステロールを下げることが実際に確認されておらず、「きっと効果があるだろう」という商品が多いのが現状です。
しかし2015年から販売が開始された機能性表示食品なら、配合成分を使用した試験が実施され、効果が実証されているため、より効率的なコレステロールの対策が期待できます。
健康診断では「酸化コレステロール」の値は計測ができないため、「コレステロールの酸化を防ぐタイプ」を使用してもなかなか健康診断の結果は良くならないことがあります。
単純に健康診断の数値を下げたい場合は、「善玉コレステロールを増やすタイプ」または「悪玉コレステロールを減らすタイプ」を選ぶと良いでしょう。
「悪玉コレステロール」と聞くと、健康に悪いイメージがあるかもしれません。
しかし本当に健康リスクとなるのは、「酸化したコレステロール」ということが分かっています。
そのため健康リスクに向けて対策したい人は、「コレステロールの酸化を防ぐタイプ」、または、善玉コレステロールは酸化コレステロールも排出してくれるので、「善玉コレステロールを増やすタイプ」を選ぶと良いでしょう。
【決定版】コレステロールを下げるサプリおすすめ5選を発表|お得な初回価格で始められる商品も
そしていよいよ、コレステロールを下げるサプリ120商品の中から、特におすすめのサプリ5選を発表します。
初回はお得なキャンペーン価格で始められる商品もあるので、気になる商品はぜひお試しください。
こんなサプリ | 大正製薬のコレステロール対策サプリ | コスパ最強のリコピンサプリ | 人気メーカーのコレステロールサプリ | コレステロールと血圧を同時に対策 | 世界で売れているコレステロール対策サプリ |
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機能性表示食品 | 機能性表示食品 | 機能性表示食品 | 機能性表示食品 | 機能性表示食品 | 機能性表示食品 |
タイプ | 善玉コレステロールを増やす | 善玉コレステロールを増やす | 悪玉コレステロールを減らす | コレステロールの酸化を防ぐ | 悪玉コレステロールを減らす |
おすすめな人 | 健康診断の数値を下げたい人 健康リスクが気になる人 | 健康診断の数値を下げたい人 健康リスクが気になる人 | 健康診断の数値を下げたい人 | 健康リスクが気になる人 | 健康診断の数値を下げたい人 |
販売実績 | 累計販売数 30万袋突破 | 非公表 | メーカー累計 5,6000万袋突破 | 非公表 | 累計販売数 830万袋突破 |
内容量 | 90粒 (1日3粒目安) | 31粒 (1日1粒目安) | 62粒 (1日2粒目安) | 60粒 (1日2粒目安) | 30粒 (1日1粒目安) |
その他の効果 | 中性脂肪を下げる | 無し | 無し | 血圧を下げる | 無し |
定期価格 | 約30日分 4,082円 | 約31日分 3,672円 | 約31日分 3,515円 | 約60日分 8,598円 | 約30日分 5,832円 |
定期縛り | 無し | 無し | 無し | 無し | 2回の購入を約束 |
初回価格 | 約30日分 980円 | 約31日分 1,080円 | 約31日分 980円 | 約30日分 980円 | 約30日分 980円 |
公式サイト |
【徹底解説】おすすめに選ばれたコレステロールを下げるサプリを深堀り解説!
コレステロールや中性脂肪が気になる方のカプセル
コレステロールや中性脂肪が気になる方のカプセルは、大正製薬から販売されているコレステロール対策サプリです。
実際に毎日飲み続けた結果、12週間で悪玉コレステロール値の低下、3週間で中性脂肪値の低下が見られたという自社の研究結果があり、継続度94.2%を獲得したという実績もあるほどです。
長期的に利用しているという方が多く、口コミでも「半年飲み続けていたら健康診断で良の結果が出ました!」「皮下脂肪がかなり減りました!これからも継続したいと思います」といった意見が多数見られます。
ではどういった仕組みでコレステロール値が下がるのかというと、コレステロールや中性脂肪が気になる方のカプセルには、27.8gものリコピンが配合されており、グルコースや脂肪酸などの悪玉コレステロールが肝臓で作られてしまうのを抑え血液中で分解を促進してくれる効果があります。
加えて、DHA・EPAも約300mg配合されており、肝臓内にて中性脂肪ができてしまうのを抑え、血液中で中性脂肪を素早く分解してくれるといった効果もあります。
この3つの成分の働きにより、悪玉コレステロール値を下げたり中性脂肪を減らしてくれたりといった効果を実感できるようになっているのです。
ちなみにコレステロールや中性脂肪が気になる方のカプセルに含まれるリコピン・DHA・EPAと同じ量を食事から摂取しようとなるとかなり大変ですが、コレステロールや中性脂肪が気になる方のカプセルであれば1日3粒飲むだけで同量のリコピン・DHA・EPAが摂取できるので、手軽に続けられるという特徴もあります。
コレステロールや中性脂肪が気になる方のカプセルでは、定期お届けコースが特に人気で初回限定78%割引適用の980円(税込)で購入することができます。
また、2回目以降も特別価格の4,082円(税込)で購入可能、そして送料も毎回無料です。
ちなみに継続回数の制限はなく一時休止も利用できます。指定日配送や指定日変更ももちろん可能なので、安心です。
コレステロールや中性脂肪が気になる方のカプセルの評判
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- 3
- 2
- 1
コレステロールや中性脂肪が気になる方のカプセルのサービス概要
- 総合評価
- 販売元
- 大正製薬ダイレクト
- 内容量
- 90粒
- 原材料
- DHA含有精製魚油(国内製造)、還元水飴ゼラチン、トマト色素、グリセリン、ミツロウ、乳化剤、カカオ色素
- カロリー
- 9.7kcal
- 1日あたりの摂取目安
- 3粒
- 機能性表示食品
- ◯
- ・定期購入初回限定78%オフの980円(税込)で購入可能
- ・2回目以降も特別価格の4,082円(税込)で購入可能
- ・定期購入はいつでも送料無料
リコピンコレステファイン
リコピンコレステファインは、ケチャップやトマトジュースなどのトマト製品でお馴染みのカゴメから販売されているコレステロール対策サプリメントです。
日本で初めてのリコピン入りサプリメントの機能性表示食品で、実際に8週間飲み続けた後、血液中の善玉コレステロールが増えたという研究結果もある話題の商品です。
口コミでも「効果を実感してからずっとリピート買いして継続しています。無理なく続けられるのが良い!」「半年続けていて徐々にですがコレステロール値が落ち着いてきました!」などの意見が見られ、徐々に効果を実感できたという声が多数見あります。
具体的になぜコレステロールを下げることができるかというと、リコピンコレステファインに含まれているリコピンは、血液中にある余分なコレステロールを回収する善玉(HDL)コレステロールを増やす働きがあるからです。
コレステロールは本来、善玉(HDL)コレステロールと悪玉(LDL)コレステロールのバランスが大切ですが、食生活の乱れから悪玉コレステロールが増えがちです。
しかし、善玉コレステロールが血液中にあるコレステロールの総バランスを整えてくれることにより、悪玉コレステロールの排出を促し、結果的に悪玉コレステロール値を減らしてくれるという効果に繋がります。
また、リコピンコレステファインはリコピンに加え、リコピンの吸収率をより高めてくれるオリーブオイルも配合されているので、リコピンだけを摂取するよりも効率的にコレステロール値バランスを整えられるようになっています。
リコピンコレステファインは通常4,320円(税込)で購入することができます。 しかし、初めて購入するという方は、1回に限り初回特別価格である77%オフの980円(税込)で購入することが可能です。
また、さらにお得に利用できるのが定期お届けコースで、こちらを利用した場合は初回80%オフの864円(税込)で購入することができます。
どちらも元値よりかなりお得に購入することができますが、定期お届けコースは2回目以降も648円割り引いた3,672円(税込)で継続購入できますし、他の商品の割引適用や送料無料など、その他の特典も豊富なので人気となっています。
リコピンコレステファインの評判
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- 3
- 2
- 1
リコピンコレステファインのサービス概要
- 総合評価
- 販売元
- カゴメ
- 内容量
- 31粒
- 原材料
- オリーブ油/ゼラチン/トマトリコピン/グリセリン/乳化剤
- カロリー
- 3.3kcal
- 1日あたりの摂取目安
- 1粒
- 機能性表示食品
- ◯
- ・定期お届けコースは80%オフの初回864円(税込)で購入可能
- ・1回お試しの場合は77%オフの980円(税込)で購入可能
- ・毎回送料無料
コレステ生活
高めのコレステロールを本気で下げたい方必見のコレステ生は、Amazonベストセラーや楽天市場コレステロールデイリーランキングNo1獲得などの実績があるサプリメントです。
検証ではヒト臨床試験が行われており、3ヶ月間利用した後の悪玉コレステロール値が平均15.4mg/dL減少、総コレステロール値に関しては平均15.9mg/dLも減少したという結果があります。
インスタを始めとするSNSで注目されており、「食事では改善できなかったのにコレステ生活を飲み始めてからコレステロールの数値が落ち着いた」「嫌な臭みがなく小さい粒でするんと飲みやすい!」などの意見が多数あり、数値改善や飲みやすさに対する高評価が多数見られました。
中にはコレステ生活を2年以上も継続しているという方も見られ、安定した数値を保ち続けられているという声もあるくらいです。
そんな注目度の高いコレステ生活ですが、コレステ生活に含まれている植物由来の松樹皮由来プロシアニジンB1という成分が、悪玉コレステロール値を下げるのに大きな働きかけをしてくれています。
松樹皮由来プロシアニジンB1は主に、血液中に悪玉コレステロールが吸収されてしまうのを抑える、すでに血液中にある悪玉コレステロールを消費してくれるなどの作用があります。
また、悪玉コレステロールが肝臓から小腸へ排出される際に作られる化合物である胆汁酸が再度肝臓へ吸収されてしまうのを防ぐ効果もあり、体内に悪玉コレステロールを溜めないサイクルを作り出してくれるという効果もあります。
そして実はこの松樹皮由来プロシアニジンB1ですが、悪玉コレステロール値を下げてくれる成分として医師や管理栄養士も注目しており、2019年発行の有名医学誌「薬理と治療JPT」にも取り上げられるほど。
また、公式アンバサダーにはキャイ〜ンが起用されているので知名度・人気ともに高く、科学的にも栄養学的にも注目されているコレステロール対策サプリメントとなっています。
コレステ生活の評判
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コレステ生活のサービス概要
- 総合評価
- 販売元
- DMJえがお生活
- 内容量
- 62粒
- 原材料
- 還元パラチノース、松樹皮抽出物、ショ糖脂肪酸エステル、酸味料、甘味料(カンゾウ、スクラロース)、香料
- カロリー
- ー
- 1日あたりの摂取目安
- 1日2粒
- 機能性表示食品
- ◯
- ・初回限定980円(税込)で購入できる
- ・2回目以降も5%割引の3,515円(税込)にて購入可能
- ・継続縛りや解約金・違約金などは一切なし
オリーブ&ギャバの恵み
オリーブ&ギャバの恵みは、わずか1年半でシリーズ累計販売数20万袋を突破したコレステロール対策サプリメントで、Amazonや楽天市場・Yahooなどのランキングにて5冠を達成、リピート率も約94%を獲得したという実績があります。
なぜここまで支持率やリピート率が高いのかというと、オリーブ&ギャバの恵みは日本で初めて機能性関与成分であるヒドロキシチロソールとGABAのW配合を実現しており、実現しており、コレステロールと血圧を低下させる効果があるからです。
ヒドロキシチロソールは抗酸化成分が含まれているポリフェノールの一種で、120mg/dL以上の高コレステロールにもしっかりアプローチをし、悪玉コレステロール値を下げてくれる効果があります。
悪玉コレステロールが増え過ぎてしまうと酸化悪玉コレステロールに変化し、この酸化悪玉コレステロールが血管に留まり血管が狭くなると健康面に悪影響を及ぼしてしまう恐れがあるのですが、ヒドロキシチロソールによって酸化を抑制し、酸化悪玉コレステロールに変化してしまうのを防ぐ効果があるのです。
また、オリーブ&ギャバの恵みにはGABAも配合されています。GABAは交感神経から分泌されるノルアドレナリンの過剰な分泌を抑えてくれるため、血管が収縮し血圧が上がってしまうのを防ぐ効果があり、130mmHg以上の高血圧にもしっかりとアプローチしてくれます。
「高血圧に長年悩まされていましたが、比較的早い段階で数値が安定し現在も継続して飲み続けています」「コレステロールも血圧もどちらも安定したので嬉しいです」などの高評価が数多く見られます。実際に飲み始めてから8週で高めの血圧が低下したという研究結果もあるほどです。
オリーブ&ギャバの恵みは初回限定のみ特別価格の980円(税込)で購入することができます。購入できる場所は通販のみとなりますが、送料無料で利用することができるうえに2回目以降も20%オフの4,299円(税込)でお得に継続購入可能です。
オリーブ&ギャバの恵みの評判
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オリーブ&ギャバの恵みのサービス概要
- 総合評価
- 販売元
- 株式会社和漢
- 内容量
- 60粒
- 原材料
- 還元麦芽糖水飴(国内生産)、大麦乳酸発酵ギャバ、デンプン、オリーブ葉エキス末(オリーブ葉エキス、デキストリン)、有機田七人参粉末、フランス海岸松樹皮エキス末、紅麹末/結晶セルロース、HPC、ステアリン酸カルシウム、微粒二酸化ケイ素
- カロリー
- ー
- 1日あたりの摂取目安
- 2粒
- 機能性表示食品
- ○
- 初回限定価格980円(税込)で購入可能
- 2回目以降も20%オフの4,299円(税込)で購入可能
- 送料無料
レイデルポリコサノール10
レイデルポリコサノール10は世界で960万個以上もの販売実績があるコレステロール対策サプリメントで、オーストラリアではポリコサノールサプリ薬局売上1位獲得、韓国でも2018年ポリコサノールサプリ売上1位獲得という実績があります。
世界規模で人気のレイデルポリコサノール10ですが、キューバ産ポリコサノールが配合されており、コレステロールを作る肝臓のHMG-CoA還元酵素の働きを抑えたり血液中に溜まりがちな悪玉コレステロールを素早く排出してくれる効果があります。
悪玉コレステロールが少なくなると善玉コレステロールと悪玉コレステロールのバランスが整い、結果的に総コレステロール値の低下に繋がるのです。
実際に研究も行われており、8週間継続して飲み続けた結果、悪玉コレステロール値は-20.2%の低下、総コレステロール値は-12.4%の低下見られ、コレステロールバランスの改善を行うことができたという結果もあるくらいです。
また、口コミでも「3ヶ月飲み続けたら悪玉コレステロール値がびっくりするほど下がってA判定になった!」「最高300超えだったコレステロール値が100を切ったのでずっと継続しています」というような高評価もあり、インスタグラムを始めとするSNSでも注目されています。
そんなレイデルポリコサノール10ですが、定期コースは初回限定のみ84%オフの980円(税込)で購入することができます。また、30日間の全額返金保証が用意されているため、万が一自分に合わないといった場合でも安心です。
さらに、2回目以降も10%オフの5,832円(税込)で継続購入可能なため、常にお得に利用することができます。
レイデルポリコサノール10の評判
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- 3
- 2
- 1
レイデルポリコサノール10のサービス概要
- 総合評価
- 販売元
- 株式会社レイデルジャパン
- 内容量
- 30粒
- 原材料
- 乳糖(ドイツ製造)、サトウキビ抽出末(ポリコサノール含有)(キューバ製造)、澱粉分解物/結晶セルロース、HPMC、HPC、CMC-Ca、グリセリン、ステアリン酸カルシウム
- カロリー
- 0.867kcl
- 1日あたりの摂取目安
- 1粒
- 機能性表示食品
- ◯
- 初回限定980円(税込)で購入可能(2回縛りあり)
- 30日間の全額返金保証あり
- 2回目以降も10%オフの5,832円(税込)で購入可能
悪玉コレステロールって何?善玉コレステロールとの違いも解説
皆さんが健康診断の結果を受け取る際に、よく目にする項目が「コレステロール値」です。
この記事では、「悪玉コレステロールが高いと医師から言われてしまった」「悪玉コレステロール値に問題があると今後どのようなリスクがあるのか気になる」などの健康に関する疑問を解決していきます。
また、「どのように生活すれば悪玉コレステロール値を正常に保つことができるのか?」という疑問についても大丈夫。
皆さんの生活の中にお手軽に取り入れることのできるコレステロール対策法も併せて紹介していきます。
悪玉コレステロールとは
コレステロールとは、血液中に含まれる脂質の一種のことです。
血液に乗って身体中へまわることで、体の働きを調整する・脂肪の吸収や消化を助ける、などの役割を果たしています。
このコレステロールの数値は生活習慣の影響を強く受けており、普段から不健康な生活を送っていた場合、知らず知らずのうちに問題のある数値になっていることもあるでしょう。
また、コレステロールはその働きによって、
・善玉コレステロール(HDLコレステロール)
・悪玉コレステロール(LDLコレステロール)
の二種類に分けられます。
善玉コレステロールは
・血管に張り付いた余計なコレステロールを回収し、肝臓に再び戻していく
役割を担っています。
・血管内の多すぎるコレステロールを取り除き、動脈硬化リスクを減らす働きをする
ことから、「善玉コレステロール」というように呼ばれています。
また、悪玉コレステロールには
・肝臓で生成されたコレステロールを全身に巡らせることで、体の働きを調整する
役割があります。
しかしこの悪玉コレステロールが適正な量よりも多すぎてしまった場合、
・悪玉コレステロールが血管内に張り付いてしまい、「プラーク」というコブのような形の塊を形成する
・その結果血管内が狭まってしまい、血管の柔軟性も失われる
・このような状態が続くと、将来動脈硬化を引き起こすリスクが高まる
というように、増えすぎてしまうと体に悪影響を及ぼします。
このため、「悪玉コレステロール」というように呼ばれています。
悪玉コレステロールの基準値
血液検査で見る悪玉コレステロールの基準値は、人間ドッグ学会によると
60mg/dL以上120mg/dL未満
と、されています。
もし悪玉コレステロール値がこの中に収まっていれば、健康な人の標準的な値の範囲内です。心配いらないという評価になるでしょう。
また、基準値を超えてしまった場合、
120mg/dL以上140mg/dL未満 では
要経過観察(境界値) となり、
140mg/dL以上 では
脂質異常症 と診断されます。
180mg/dL以上 となってしまうと、
すぐに医療機関での治療を勧められるでしょう。
定期的に検診を受け、正常な値に収まっているかどうかチェックし続けることが肝要です。
悪玉コレステロールが高くなる原因は?
悪玉コレステロールの値が高まってしまう主な原因は以下の通りになります。
・飽和脂肪酸の多く含まれた食生活
・肥満による過剰な中性脂肪
・慢性的な運動不足
・更年期による女性ホルモンの乱れ
・その他の遺伝的要因
など、さまざまなものが想定できます。
ついつい脂っこいものを食べすぎてしまった…など、生活習慣の悪化により悪玉コレステロールの値が増えることはよくあります。
特に、バターやラードなどの脂質や生クリームなどの乳製品、肉類の脂身の部分を多く摂取するような食生活を続けていると、コレステロール値に悪影響を及ぼすことも。
生活習慣の改善により対処できる場合には、一度食事内容や体重、運動習慣を見直してみましょう。
悪玉コレステロールが逆に低い場合の原因は?
悪玉コレステロール値が低くなりすぎても体に問題が起こることがあります。
悪玉コレステロールは、適切な量であれば細胞の一部や体内のホルモン、ビタミンKなどを形作る重要な役割を果たします。もし少なくなりすぎてしまうと、体の免疫機能が低下したりと悪い影響を及ぼすことも。
悪玉コレステロールの値が低くなりすぎてしまう場合、以下のような疾患の可能性が疑われます。
・甲状腺機能亢進症
・肝硬変
・副腎不全
・悪性腫瘍
・慢性的な感染症
などが可能性として考えられると言われています。
また、極端なダイエットや偏食による栄養失調により、悪玉コレステロールの値が低値になってしまうことも。
高すぎるのも心配ですが、極端な低値になってしまった場合も問題が隠れていることも。
重要な疾患を見逃さないため、やはり定期的な検診をオススメします。
コレステロールを下げるにはどんな方法があるの?
悪玉コレステロール値が気になっており、生活習慣を変えて下げたい!というような方のための、さまざまな方法について解説していきます。
日頃の生活にこれらの対策を取り入れ、健康的なコレステロール値を維持しましょう。
食事でコレステロールを下げる
飽和脂肪酸を多く含むような乱れた食生活により、知らず知らずのうちに悪玉コレステロール値は増加してしまいます。
日頃の食事内容をコレステロール値を下げるものに変えることで、悪玉コレステロール値を減らし、将来の動脈硬化リスクを下げる効果が見込めるでしょう。
食生活に取り入れることで悪玉コレステロール値を下げる食材は、以下の通りになります。
食物繊維を含む海藻・野菜類
食物繊維には、体内のコレステロールや中性脂肪を体外に排出し血液をサラサラに保つ働きがあります。
野菜であれば、
・ゴボウ
・ホウレンソウなどの青菜類
・アスパラガス
・キャベツ
などは多くの食物繊維を含んでいます。
また、野菜や海藻には脂質が少なく、多く摂取したとしてもコレステロール値はほとんど増加しないでしょう。
・青魚
サンマやサバ、マグロなどの青魚には、DHA・EHAと呼ばれる「体内では生成できない不飽和脂肪酸」が豊富に含まれています。
これらには「善玉コレステロールを減らすことなく、悪玉コレステロールの量を抑える」働きがあります。
コレステロール値に良い影響を及ぼすとされる種類の不飽和脂肪酸を摂取することが重要です。
・大豆製品
豆乳や納豆などの大豆製品には、「血中の総コレステロール値・悪玉コレステロール値を優位に下げる」働きがあると報告されています。
日頃の食生活にプラスし、健康的でサラサラな若々しい血液を保ちましょう。
悪玉コレステロールを減らすために控えた方がいい食事はどのようなものになるのでしょうか?
主に、飽和脂肪酸を多く含む
・肉類の脂身
・バターなどの動物性脂肪
などを過剰に摂取すると、コレステロール値は上がってしまいます。
また、マーガリンや洋菓子類には、悪玉コレステロール値を上昇させる「トランス脂肪酸」が多く含まれています。
もしこれらをついつい食べすぎてしまっているならば、コレステロールを下げる働きのある食材を摂取すると同時に、これらについても是非見直してみましょう。
これらの摂取量に気を配り、食事内容を改善する方法を紹介します。
コレステロール値を上昇させてしまう食生活を送っている場合には、
原因となる食材を、コレステロール値を下げる食材、もしくはコレステロール値を大きく上昇させることのない食材に置き換える対策が取れるでしょう。
具体的には、
・脂身の多い肉類→赤身の肉類、青魚類
・牛乳などの乳製品→豆乳などの大豆製品
・脂肪を多く含む洋菓子→和菓子
などと置換することで、無理なく健康を維持することができます。
また、普段の家庭でお料理を作る際、
「油をオリーブオイルで代用する」といった方法を取るのも有効です。
実はオリーブオイルには、オレイン酸という特別な不飽和脂肪酸が含まれています。
オレイン酸には悪玉コレステロールを減少させ、さらに善玉コレステロールを増加させるという研究結果が報告されています。
普段の炒め物や揚げ物も、健康に気を遣いながら食べられる効果が期待できるでしょう。
オリーブオイルには独特の風味があるため、野菜炒めなど相性のいいもので代用し、普段の食生活をランクアップしてみてはいかがでしょうか。
「日中は忙しく、健康に気を遣った食事を摂るのはなかなか難しい…」というような悩みをお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
その場合はまず「朝食」の献立を変えてみることで、無理なく健康的に体の調子を整えることもおすすめです。
特に、
・納豆
・海藻をメインにした味噌汁
・焼き魚
・豆乳飲料
などは、朝ごはんとの相性も抜群。
朝食をしっかり食べることで生活リズムの改善や体力向上も見込まれ、続けることで効果を実感できるでしょう。
一般的に「健康のためには抑えなければならない」と思われている飲酒についても、実は意外な効果があります。
実は、適量のビールを飲んだ場合、善玉コレステロールを増加させ、悪玉コレステロールの働きを抑える効果が見込めることが報告されています。
ただし飲み過ぎには要注意です。お酒の飲み過ぎは中性脂肪の値を上げ、やはり健康に悪影響を及ぼします。
適切な飲酒量を守り、バランスの取れた生活習慣を維持しましょう。
飲み物でコレステロールを下げる
また、毎日の飲み物に効果的なものを取り入れることでも、コレステロール値の改善は見込めます。
代表的な"コレステロール対策に効果的な飲み物"をいくつかご紹介します。
・緑茶、抹茶
茶葉に含まれる「カテキン」という成分が、一緒に摂る食事から吸収されてくれるコレステロールを抑えてくれます。
特に効果的な抹茶は茶葉をそのまま粉末にした飲み物です。豊富なカテキン量が期待できるでしょう。
また、緑茶を飲む際には、普段の食事と共に濃いめに出して多めに飲むと効果的です。
・豆乳
豆乳は大豆製品であり、コレステロールを吸収しにくくする効果が期待できます。
また、豆乳は肝臓で作られる胆汁酸との相性が良いため、コレステロールより先に効率的に吸収されます。食前に飲むことでコレステロールの吸収を抑える効果は抜群です。
ただし一度に多量に飲んだ場合でも、効果はあまり上がりません。
毎日継続して少しずつの量を飲みましょう。
・トマトジュース
また、脂肪分が含まれておらず、ダイエットにも効果的なのがトマトジュースです。
さらにトマトが豊富に含有している色素「リコピン」には、善玉コレステロールを増やす働きがあります。
塩分無添加のものを選べば安心です。一日コップ一杯の量でも効果が期待できます。効率の良い対策を取るならこれでしょう。
このように、コレステロール値の改善に効果的な飲み物を、日々の食事と一緒に摂るのが大切です。
薬でコレステロールを下げる
また、ご自身で実践できる生活習慣の改善の他にも、「医療機関で処方される薬によってコレステロールを下げる」方法も存在します。
特にコレステロール値が大幅に基準値を上回っている場合、医師から提案されることもしばしばあるでしょう。
「健康診断で『要受診』と言われてしまった…」そんな場合には、迷わずお近くの医療機関を訪れてください。
放置すると危険な合併症が隠れているかもしれません。
基本的に「内科」を受診しましょう。高コレステロール血症による合併症が起きている場合には、その合併症の治療と合わせて、コレステロール値を低下させる治療を受けることもできるでしょう。
運動でコレステロールを下げる
「運動不足が最近気になる…」「肥満のせいでコレステロール値が上昇しているのかも?」
そのような不安を抱えた方も多いのではないでしょうか。
この章では、無理なく取り入れることのできる効果的な運動によるコレステロール対策を紹介します。
「中性脂肪の検査値も高いかも…」
そのような方におすすめなのは有酸素運動。
毎日継続することで、脂肪の燃焼を促進し、コレステロール値を減らす効果的な対策を取ることができます。
ただし注意していただきたいのは、
「継続して長い時間運動しなければ強い効果は期待できない」ということです。
少なくとも週120時間以上、一日およそ30分以上の運動時間が必要です。
30分のハードな運動はなかなかハードルが高いもの…まずは通勤途中や散歩がわりのウォーキングなど、ライトな運動から始めていきましょう。
また、有酸素運動には善玉コレステロールを増加させる効果もあります。
軽い運動でも時間を確保して取り入れることで、年齢を重ねても健康的な生活を維持することを目指しましょう。
コレステロールを下げるサプリに副作用はある?
サプリメントを取り入れることにはこんな不安も。
「自己判断で始めても、副作用が起きたらどうしよう…」
病院で処方される医薬品にも副作用はつきもの。サプリメントにも怖い副作用があるのではないか…?
そのような懸念もあることでしょう。
実は、サプリメントに分類されるものは法律上「医薬品」とはまた違うカテゴリーです。
多くは「食品」という分類で販売されています。
信頼できる企業の監修により、効果や安全性が保証されているとはいえ、
自己判断で一日の摂取目安量より多い量を飲み過ぎてしまうのは考えものです。
必ず基準となる量を守って摂取しましょう。
また、含有されている成分が食物アレルギーに該当してしまう可能性もあります。
アレルギーをお持ちの方は、成分表をしっかりと確認してから飲むように注意されてください。