SMBC日興証券株式会社は、株式会社三井住友フィナンシャルグループが100%株主の総合証券会社です。
2021年6月時点で、口座開設件数は約353万件にのぼり、預かり資産高は65兆円超となっています。
以前は日興コーディアル証券の社名でしたが、2011年に現在の社名に変更しました。
グループ傘下の証券会社との統合を重ねて現在に至ります。
総合証券のため、実店舗とネットの両方の媒体を持ち、口座開設はWebサイト、または支店で申し込みが可能です。
SMBC日興証券は、オンライン取引の「ダイレクトコース」と担当営業者が付く「総合コース」のどちらかを選択して運用を進めることができます。
「ダイレクトコース」は、他オンライン証券と同じように、すべて自分のタイミングで取引が可能です。
「総合コース」は担当になった営業者が発注をしたり、手続きのサポートをしてくれます。
手数料はダイレクトコースより割高ですが、投資のプロがサポートしてくれるという安心感と、運用の手間が省けることがメリットです。
総合コースは、ダイレクトコースと同じように自分のタイミングで取引もできます。
IPOの当選確率を上げたい人にピッタリの証券会社!少額株に興味のある人も必見!
SMBC日興証券は、2020年に16件のIPOで主幹事を務め、36件のIPOで幹事を務めた実績があり、IPO取引に強い証券会社です。
これまでの実績から見ると平均で毎月1、2件は主幹事のIPOがあります。
IPO以外には少額投資、少額株にも力を入れています。
少額株は、株式ミニ投資、株式るいとう、キンカブ、日興フロッギーの4種類が用意されており、これらの株は通常の10分の1単位から購入が可能です。
2020年度のIPOのうち、SMBCは7割ほどの銘柄を取り扱いました。
IPOの取り扱い件数が多いため、IPOに参加する機会も増え、また、主幹事のものであれば、当選の可能性も高くなります。
少額株、ミニ投資として扱う4種類の株は100円〜1000円程度で購入が可能です。
キンカブや日興フロッギーは100円から株の購入ができ、購入にはdポイントも利用できます。
SMBC日興証券は、問い合わせ窓口や提携ATMのサービスも充実しています。
問い合わせ窓口は相談できる窓口の種類が豊富です。
電話やメール、LINEやチャットに対応しており、ニーズにあったサポートをしてもらえます。
SMBC日興証券が提携しているATMは三井住友銀行やみずほ銀行、三菱UFJ銀行などです。
日興カードというATMカードを発行すると、提携金融機関のATMを利用してSMBC日興証券の証券口座への入出金ができます。
三井住友銀行のATMを利用した場合には、曜日や時間帯を問わず出金手数料が無料です。
提携の中にはコンビニが主体のセブン銀行も含まれているため、手数料がかからない時間帯に利用すれば、入出金の手数料を抑えることができます。